校訓




大雄中学校の前身、協和中学校が昭和26年に誕生。
一期生の手賀好氏は、50周年誌に次のように記載している。

「グラウンド用地には木の根が無数にあった。
そのため生徒はシャベルや鍬をもって登校し、毎日のように抜根作業を続けた。
物資が乏しい時代だっただけに、生徒の服装はバラバラだった。
しかし、みんなよく学び、よく遊び、そしてよく働いた。
部活動も活発でよい戦績を収めていた。
私たち一揆制覇、4クラス204人が在籍、7ヶ月ほどで卒業だった。
その中で進学した生徒は、20人もいただろうか、
ほとんどは卒業と同時に、集団就職列車で村を離れていった。
30周年記念事業の際、実行委員の同意を得て「流汗悟道」の四文字を石に刻んだのは、
昔日の汗と感動を敬虔なものとして胸に秘めていたからでもあった。」
(「創立50周年記念誌−流汗悟道−」抜粋)

組合立協和中学校が小城野のこの地に昭和26年に設立され、
多くの先人たちが汗を流して本校の歴史を築いてきました。
『汗を流せ、己を鍛え、磨け』の教えを創立訓として先輩たちが努力してきたものを、
創立40周年を機に校訓として制定し、体育館に掲額しました。

『よく働け、協力して生きよ』の蜜蜂の校章に直結しています。


校歌


校章

校章は、蜜蜂を図案化したものです。昭和26年、田根森中学校・阿気中学校が統合し、協和中学校として開校。当時の職員だった森田正樹先生が「協和だから、みんなで協力し、小さな力を合わせて、共同体として」と考えてデザインされました。
校章蜜蜂は「よく働く」「小さな力だが協力して生きる」、その生き方を生徒像にという願いが込められています。


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